はい、Google トレンドには公式の API があります。ただし、登録するだけでキーが手に入るわけではありません。
Google は 2025 年 7 月にこの API を発表しました。2026 年 10 月時点でも、Google のドキュメントはテスターの申請を受け付けるアルファ版と説明しています。セルフサービスの API キーはなく、料金も公表されていません。「Google トレンド API キー」や「Google トレンド API 料金」で検索したのであれば、公式の手段については、これが現時点での答えのすべてです。計画に組み込む前に、Google の Trends API のページで現在の状況を確認してください。
トレンドデータを得る三つの手段
| 手段 | 利用方法 | 得られるもの | 主な制約 |
|---|---|---|---|
| 公式 Google Trends API | アルファ版に申請する | 直近 5 年分のデータ。日、週、月、年で集計 | 申請制。公開された料金も提供開始日もない |
| トレンドのウェブサイト | 誰でも利用可能 | グラフと手動の CSV エクスポート | 一度に 1 件、手作業 |
| 第三者のエンドポイント | 提供元のアカウント | 他社の API 経由で JSON のトレンドデータ | 対応範囲とスケーリングは提供元による |
四つ目の手段もあります。ウェブサイト内部のリクエストを呼び出す非公式ライブラリです。サイトが変わるたびに動かなくなり、予告なくレート制限を受けることもあるため、定期実行が必要な処理の土台には向きません。
公式 API は何が違うのか
Google のドキュメントは、ウェブサイトとの技術的な違いを一つ強調しています。API のデータは 0 から 100 にスケーリングされていません。
ウェブサイトでは、どのグラフも、その中の最高点が 100 になるように再スケーリングされます。そのため、別々の二つのグラフは比べられません。一方の 80 ともう一方の 80 は、互いに何の関係もありません。公式 API は一貫したスケールの値を返すので、複数のリクエストを結合したり、期間を延ばしたりしても、全体が再スケーリングされることはありません。
多数のキーワードを比べる必要がある、あるいは長い履歴をつなぎ合わせる必要があるプロジェクトなら、CSV をエクスポートするのではなくアルファ版に申請する理由はそこにあります。
Amazon 出品者向けのトレンドエンドポイント
出品者がトレンドデータを求める目的は、たいてい一つです。Amazon のデータで見えた傾向が Amazon の外にもあるかを確かめることです。次のエンドポイントは、Amazon のマーケットプレイスを指定して、1 つのキーワードの Google での関心の推移を返します。
curl --request POST \
--url https://ecommercedataapi.com/v1/amazon/google/trends \
--header "Content-Type: application/json" \
--header "X-API-Key: ${ECOMMERCE_DATA_API_KEY}" \
--data '{
"marketplace": "US",
"keyword": "iphone stand",
"googleProp": "web",
"monthly": false
}'| フィールド | 分かること |
|---|---|
items[].time | 時点。ミリ秒のタイムスタンプ |
items[].value | その時点の関心度 |
link | 同じ検索をトレンドのサイトで開くリンク |
googlePropで対象を選びます。webはウェブ検索、shoppingCartは Google ショッピング検索です。monthlyで月次の集計に切り替えます。既定値はfalseです。- ドキュメントの例のリンクは 5 年間を対象としているので、1 回の呼び出しで数年分が返ります。
関心度は相対値です。 ウェブサイトと同じく、結果ごとに個別にスケーリングされるので、二つの曲線は高さではなく形を比べてください。詳細は Amazon 出品者向け Google トレンド API のページにあります。
出品者の使い方
季節性を確かめる。 Amazon の検索履歴は、キーワードが Amazon でいつ伸びるかを示します。Google の曲線が同じ月に伸びていれば、その季節が繰り返す可能性は高くなります。方法は季節商品のリサーチに示しています。
季節と一時的な流行を分ける。 5 年分を 1 本の曲線で見れば、ピークが毎年戻ってくるのか、一度きりだったのかが分かります。
ウェブとショッピングの関心を比べる。 ショッピング検索のほうが購入意図に近い位置にあります。重要なキーワードでは両方を実行してください。
トレンドが示すのは方向であり、規模ではありません。キーワードが Amazon でどれだけ検索されているかは、Amazon のキーワード検索ボリュームの調べ方を参照してください。
トレンドデータにできないこと
検索ボリュームではありません。 関心度 60 は 60 回の検索でも 6 万回の検索でもありません。そのキーワード自身のピークに対する水準です。
Amazon での需要ではありません。 人が Google で検索する理由と Amazon で検索する理由は違います。照合に使い、販売の予測には使わないでください。
同じスケールでなければ、キーワード同士を比べられません。 別々にスケーリングされた二つの曲線は、形でしか比べられません。
よくある質問
Google トレンド API は無料ですか。 公式 API はアルファ版の間、料金が公表されておらず、利用は申請制です。ウェブサイトは手作業であれば無料で使えます。
Google トレンド API キーはどうすれば取得できますか。 公式 API にセルフサービスのキーはありません。Google の Trends API のページからアルファ版に申請します。
Google トレンドから検索ボリュームを取得できますか。 できません。トレンドが示すのは相対的な関心であり、回数ではありません。
AI エージェントはトレンドの曲線を取得できますか。 できます。上のエンドポイントはリモート MCP サーバーのツールなので、エージェントが同じ会話の中で曲線を取得して読み取れます。