Amazonリバース ASIN API(競合の流入キーワード)

任意の Amazon ASIN を送ると、その商品が順位を得ている・広告を出しているキーワードを、検索ボリューム、購入率、オーガニック順位と広告順位、流入シェア付きの JSON で返します。
10月 14, 2026

この API で取れるもの

リバース ASIN 検索は、キーワードではなく商品から始めます。ASIN を送ると、その商品が Amazon で表示される検索語を返します。オーガニックで何位か、広告がどこに出ているか、各語がどれだけの流入をもたらしているか。

米国のある猫用給水器(ASIN B08NCDBT7Q)について直近 30 日で実際にリクエストしたところ、1,980 個のキーワードが返りました。1 行目:

フィールド意味上のリクエストの値
keyword検索語cat water fountain
searchesAmazon での推定月間検索数724105
purchasesその検索後の推定購入数30991
purchaseRatepurchases ÷ searches0.0428
productsその語を奪い合う商品数5702
trafficPercentageこの ASIN の露出のうち、その語が占める割合0.178
rankPosition.position検索結果でのオーガニック順位16
adPosition.position広告の順位3
naturalRatio / adRatioその語の流入のオーガニック / 広告の割合0.809 / 0.191
bid(bidMin–bidMax)スポンサープロダクトの推奨入札額と範囲1.11(0.86–1.65)
badges表示のされ方:オーガニック、Amazon's Choice、広告…naturalSearching、amazonChoice、ads

計算は合います。30,991 ÷ 724,105 = 0.0428。まとめて読むと、この商品は露出の 18% 近くを 1 つの語から得ており、その語でオーガニック 16 位、さらに広告で 3 位に出ている、ということです。全フィールドはリバース検索のリファレンスにあります。

リクエスト例

curl --request POST \
  --url https://ecommercedataapi.com/v1/amazon/traffic/keyword \
  --header "Content-Type: application/json" \
  --header "X-API-Key: ${ECOMMERCE_DATA_API_KEY}" \
  --data '{
    "marketplace": "US",
    "asin": "B08NCDBT7Q",
    "month": "nearly",
    "page": 1,
    "size": 100
  }'
  • asin は必須、marketplace の既定は US です。対応コード:US、UK、DE、FR、IT、ES、MX、CA、AU、JP、IN、AE、BR。
  • month は直近 30 日なら nearly、過去の月なら yyyyMM です。
  • size は 1 ページ最大 100 行です。total がキーワードの総数で、上の 1,980 なら 20 ページになります。
  • 結果は流入シェア順に並ぶので、ふつうは 1 ページ目が肝心な部分です。

リストの読み方

リバース ASIN のリストは長く、すべての語に手を打つ価値があるわけではありません。同じレスポンスでは:

  • cat は商品の露出の 5% をもたらしていましたが、purchaseRate は 0.0031 でした。眺めているだけで、買いには来ていません。
  • 競合のブランド名が 146,365 回の検索で現れ、purchaseRate はやはり 0.0031 でした。ブランド語は出品ページではなく除外キーワードに入れるものです。
  • cat water fountain stainless steel は purchaseRate が 0.0515 と主要語より高く、しかもこの商品はその語に広告を出していませんでした。

最後のパターンこそ、リバース検索をするいつもの理由です。購入につながる語で、競合がオーガニックでは順位があるのに広告を出していない、あるいはその逆。purchaseRate、trafficPercentage、adPosition が空かどうかで絞り込んでください。

レスポンスには stats も含まれます。ページ内のキーワードに繰り返し出てくる単語の数(上では fountain 6、water 6、cat 5)で、商品の流入がどんな言葉で語られているかがすぐわかります。

よくある使い方

  1. 競合の流入を地図にする。 ニッチ上位 3 出品をそれぞれ調べ、キーワードを合わせて、全員が頼っている語を見ます。違いを行動に変える方法は競合分析で説明しています。
  2. キーワードの穴を探す。 競合のリストを自分の ASIN のリストと比べます。相手は順位があって自分にはない語が、出品ページと広告の候補です。
  3. キーワードライブラリを作る。 リバース検索の結果をキーワード調査と合わせて重複を除きます。キーワードライブラリの作り方をご覧ください。
  4. 流入元をまとめる。 流入元エンドポイントは、ASIN のキーワードを種類別(オーガニック、Amazon's Choice、広告、動画、ブランド)に 1 回の呼び出しで数えます。

知っておきたい制約

  • searches、purchases、入札額は推定値で、Amazon の数字ではありません。順位は updatedTime 付きの観測スナップショットで、1 日の中でも動きます。
  • リストに含まれるのは、商品が検索結果の 3 ページ目までに表示された語です。5 ページ目に出る語は入っていません。
  • 同じ ASIN でも、ツールによって見つかるキーワードの集合は違います。リバース ASIN ツールの選び方では、このエンドポイントを含めどのツールにも使えるテストを紹介しています。
  • 成功した呼び出しは 1 ページごとに 1 回分の課金単位を消費します。

よくある質問

Amazon にリバース ASIN の API はありますか? ありません。Amazon のレポート(ブランド分析、検索クエリパフォーマンス)が示すのは自社ブランドの検索語だけです。それ以外の ASIN のキーワードは、観測した検索結果から得るしかありません。

キーワード調査とはどう違いますか? キーワード調査は語から始めて需要を教えてくれます。リバース ASIN は商品から始めて、実際にどの語を取っているかを教えてくれます。1 回のリクエストで何がわかり何がわからないかは、ASIN からのキーワード逆引きで説明しています。

AI エージェントから使えますか? 使えます。このエンドポイントはリモート MCP サーバーのツールなので、アシスタントが競合のキーワードを取得して要約するところまで 1 ステップで行えます。