Amazon レビューを表に書き出して分析する:21 列とダウンロードできるテンプレート

9月 23, 2026

レビューを分析のために書き出すとき、多くの人はページを選択してコピーし、Excel に貼ります。

遅さは副次的な問題です。本当の問題は、そうして作った表には判断に必要な列が無いことです。タイトル、本文、星は手に入りますが、そのレビューが実購入かどうか、どのバリエーションのものか、何人が参考になったと押したかが落ちます。この三つこそ、そのレビューを結論に入れてよいかを決めるものです。

Amazon レビュー分析表CSV。Excel、Google スプレッドシート、Numbers で開けます。21 列、フィールド対応行と記入済みの例が 1 行付き。CSV
テンプレートを取得

21 列を四つの組に

第一組、素性(4 列)。 サイト、ASIN、取得日、レビュー日。

取得日とレビュー日は分けてください。レビュー日はその声がどの時期のものかを決め、取得日はこの表がいつ古くなるかを決めます。片方しか残さないと、二か月後にまだ使える表か判断できません。

第二組、レビュー本体(4 列)。 星、レビュータイトル、内容抜粋、バリエーション SKU。

バリエーション SKU は手作りの表にたいてい無い列です。API の skus に対応し、そのレビューがどのバリエーションに付いているかを示します。親リスティングは全バリエーションのレビューをまとめて表示するからです。

第三組、出どころと影響力(8 列)。 購入確認、Vine、無償提供、先行体験、画像あり、動画あり、参考になった数、投稿者ラベル。

前半四つは verifiedvinefreeexperience の真偽値に対応し、そのレビューを基準に含めてよいかを決めます。後半四つは実際の影響力を決めます。47 票が付いた画像付きの低評価と 0 票のテキストだけの低評価は別物です。四つの出どころフィールドの意味はAmazon レビューの四つの出どころにあります。

第四組、あなたの判断(5 列)。 基準に算入、問題分類、該当工程、対応可能、備考。

この組は API が返さないので手で埋めます。だからこそ前の三組と物理的に分けます。観察と結論を同じ列に混ぜることは、推測が発見として世に出る典型的な経路です。

各列に対応する API フィールド

表の 3 行目がフィールド対応行で、ファイル内に直接書かれています。

API フィールド
レビュー日date(タイムスタンプ)
star
レビュータイトルtitle
内容抜粋content
バリエーション SKUskus
購入確認verified
Vinevine
無償提供free
先行体験experience
画像あり / 動画ありimage / video
参考になった数likes
投稿者ラベルauthorLabels

手で埋めるときもこの順で埋めれば、API に切り替えても列は動きません。 それがこの表の設計目的です。手作業版と API 版は同じ表です。

書き出し時の三つの落とし穴

一、配列フィールドはそのままセルに入れられません。

skusimagesvideosauthorLabels はいずれも配列で返ります。そのままセルに入れると角括弧付きのテキストになり、並べ替えも絞り込みもできません。先頭の値だけ取るか区切り文字で連結するか、どちらでもよいのですが表全体で統一してください。カンマとセミコロンを混ぜると、CSV ではカンマが列をずらします。

二、date は日付文字列ではなくタイムスタンプです。

ミリ秒単位の値が返ります(ドキュメントの例は 1772380800000)。そのまま貼ると数字の羅列になり、日付で並べ替えると誤った順序になります。分析時ではなく書き出し時に YYYY-MM-DD へ変換してください。

三、真偽値は表記を一つに。

出どころの四フィールドは真偽値を返します。表では TRUE/FALSE か「はい / いいえ」のどちらかに統一し、混ぜないでください。混ざると「購入確認済みかつ Vine でない」を一つの絞り込みで選べなくなります。それは基準星評価を出す最初の一歩です。

ページングと星の絞り込み

API は ASIN 単位でページングし、stars パラメータが星の配列を受け取ります。

問題分析に全件は要りません。1〜2 星だけ取れば不具合の一覧になります。最も具体的な記述が欲しければ 3 星の層を取ります。

ページングで注意すべき点が一つ。レビューは増え続けます。 今日の 5 ページ目と来週の 5 ページ目が同じ内容とは限りません。ですから取得日の列は飾りではなく、その一群のデータの版番号です。

レビュー取得 APIASIN 単位のページング取得と星での絞り込み。リクエストパラメータと返却フィールドの全表はドキュメントにあります

手作業の表で足りなくなるとき

一つの ASIN について 50 件を埋めるのに、おおよそ 30〜40 分かかります。

合わなくなる合図ははっきりしています。

  • 見る ASIN が一つではない。 競合 5 件 × 50 件で半日以上
  • 定期的に見直す。 レビューは増え続けるので、先月の表は今日をもう表していない
  • バリエーション別に集計する。 skus で手作業の仕分けは一度ならよくても、毎月は無理

そこまで来たら定時ジョブにする頃合いです。表のデータを結論に変える手順はAmazon レビュー分析の進め方にあります。列は変える必要がありません。対応行にすでに API のフィールド名が書かれています。

よくある質問

一度の呼び出しで全件書き出せますか。 ページ単位で返るので、ページ送りは自分の側のループになります。ASIN が多いと呼び出し量に効くので先に見積もってください。

書き出した件数がページ表示より少ないのはなぜですか。 まず ASIN の階層を確認してください。親ページは全バリエーションをまとめており、照会したのは単一の子かもしれません。skus 列で突き合わせます。

表にレビュー全文を残すべきですか。 抜粋にしてください。全文は表を極端に読みにくくしますし、判断はたいてい最初の二文で足ります。原文が要るときはレビュー日と星で引き戻します。

問題分類はモデルに任せられますか。 任せられますし、この表でモデルに向くのはまさにその列です。ただし出力は「問題分類」列、つまり判断の組に入れてください。content のような事実の列とは分けておく必要があります。

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